ネット・通販でバレエ用品を買う時の問題点

バレリーナへの道程

ネット・通販でバレエ用品を買う時の問題点

近くにバレエ用品店がない、あるいはネット・通販で欲しい物を見つけたなどという場合には現物を見る、試着することができない為、以下のような問題点があります。

肌触り(手触り)・サイズチェックができない

レオタードにしろタイツにしろバレエのレッスンウェアは収縮性があるものの体に密着するものが多いです。特にレオタードは上下続きのウェアであることもあり、スリーサイズ・身長などだけで選ぶと失敗してしまうこともあり得ます。また、常に体に密着しているため皮膚の敏感な方、アレルギーのある方などは影響が出てくることもあるかもしれません。よく販売元などに問い合わせ、失敗のないようにしていただきたいと思います。

現物を見たら色が違った?

これは商業印刷・DTPの話になってしまいますが、ディスプレイ上で見ている色はディスプレイの設定・周囲の環境によって同じデータ(画像)を見ていても大分異なって見えます。WindowsとMacintoshではかなり異なりますし、同じディスプレイでも環境(照明の種類など)によって色が違って見えることがあります。そのため店側が思っている色がうまく見る側に伝わらないということがあるのです。

カタログによる通販でも注意が必要です。こちらはある程度店側が意図した色を見せることができますが、実際買ってみると色がちょっと派手だったということがあり得ます。これは印刷機の色再現域(色を再現できる範囲)が狭いことに起因します。一般的には広い順に

目で見える範囲>ディスプレーで再現できる範囲>家庭用プリンターで再現できる範囲>印刷機で再現できる範囲

となっています。特に派手めの色は再現できないことが多いです。商業印刷機は解像度(dpi)は非常に高いのですが、逆に家庭用プリンターに劣るほど色再現域が非常に狭くなっています。そのためカタログにおいても「大体こんな感じの色だな」というふうに大雑把に色を捉えていたほうがいいと思います。

追記:極めて専門的な内容になりますが、ご興味のある方は「PostScript(ポストスクリプト)」、「CMYKワークフロー」、「カラーマネジメント」などで検索してみてください。

トゥーシューズは通販では買わない

個人的な私見ですが、トゥーシューズはネット・通販で買うことはお勧めできません(自分にぴったりのものを知っていて、かつ体の成長が終わっている方はこの限りではありません)。本当は本人・教室の先生・店員と三人で選ぶのが一番いい方法です。ただ、なかなか教室の先生と一緒に行くのは難しいでしょうから、細かいアドバイスを頂いてそれを店員に伝え、そのうえで選ぶのがいいでしょう。自分の全体重をあの狭い部分で受け止めて立つわけですからとても実際に試着せずに選ぶのは危険であり、やってはならないことだと思います。