名簿の種類と使い方

名簿の効用

ハローページなど例外はありますが、名簿の最大の効用とは、「あらかじめ特定の条件で分けられている」ところにあります。特定の条件というのは「学校の卒業生」「組織の会員」などということです。完全に無差別の勧誘が出来るのであれば飛び込みのほうがいいはずで、だからこそ、あらかじめ特定の条件で分けられた各種名簿は裏で高額で取引されたりもするのです。では具体的な使い方を種類別に見ていきます。なお、一般に知られている名簿以外にも、名簿業者が独自に作成している名簿も存在します。

ハローページ

これはただ単にその地域の住人の電話番号が載っているだけなので、あまり効用はありませんが、他の名簿と併用し、会社の住所が分かっている人の自宅の住所を調べたりします。

在校生名簿・卒業生名簿

特定の年齢層しかターゲットにならない塾の勧誘、成人式の振袖などには必需品です。また、特に幼稚園・小学校など、記載者の年齢が低いものほど何度も勧誘に使えるため価値が出ます。また、中には卒業生というつてを用いて勧誘する業者もありますので(私も受けました。)そういう場合でも必要になるでしょう。弱点としては記載者が結婚すると住所・電話番号・苗字が変わってしまい、使えなくなる可能性があることがあげられます。

高額納税者名簿

毎年5月頃に税務署から高額納税者が発表になりますが、しばらくするとこれが名簿になって出回ります。また、これらは発表されると誰でも閲覧できることから、新入社員の仕事として各地の税務署を回り、書き写してくることもやります(ためしに今度の発表日に税務署に行ってみてください)。電話番号は発表されませんが、「104」で調べれば分かること、おそらくこの時期はオペレーターの方の一番忙しい時期でしょう。当然これらはゴルフ会員権・商品取引などの利殖商法関係が利用します。

ロータリークラブ・ライオンズクラブ名簿

私はこれらの組織がどういうものかは知りませんが、名士の方が多いのか?これらも電話勧誘のターゲットになります。

各種会員名簿(ゴルフ場・スポーツクラブ・インターネットプロバイダーなど)

これらはすでにそれぞれの愛好家、利用者であることから、関連業者がターゲットにします。また、ゴルフ会員権のほうは、会員になるためにある程度のお金が必要なことから、利殖関係者も利用します。

最強の名簿−各種悪徳商法に引っかかった人の名簿

こちらは名簿業者が独自に作成したか、業者から流出した名簿でしょう。一度各種商法に引っかかったということは、それだけ引っかかりやすいということで「カモリスト」ということであちこちで使われているものと思われます。