超音速旅客機コンコルド

知ってて安心・快適「空の旅」

サイトマップ

ホームページ
知ってて安心「空の旅」

知ってて快適「空の旅」
航空関連の動き
資料集
リンク集
管理人について

知ってて安心・快適「空の旅」−資料集
その他雑学集

   

短期観光目的でも査証が必要な渡航先

予防接種について

用語集

その他雑学集

カードの基礎知識

|太平洋線が直行便となるまで|昔のヨーロッパ線||超音速旅客機コンコルド|

コンコルドとは

このページの執筆時点では既に路線就航した唯一の超音速旅客機である「コンコルド」は引退しているので(2003 年10月をもって引退した)ので、まずこの機体について解説します。
同機は世界初の超音速旅客機として1969年に初飛行しました。その頃は、そのうち世界の主要路線は超音速旅客機が主流になると予想され、ほぼ同時期に初飛行したB747型機はそのうちすべて貨物専用機になるとも予想されました。しかし次に述べるような要因により、結局はコンコルドは商業化に失敗し、結局は航空旅行の大衆化に貢献したB747型機が、B777型機などの登場まで旅客機の王者として君臨したのでした。

コンコルド失敗の要因と次世代超音速旅客機に求められるもの

コンコルド失敗の要因

まず超音速飛行特有の問題として、「衝撃波(ソニック・ブーム)」の問題がありました。このことにより基本的には人が住んでいる地域上空では超音速飛行を行うことができず、完全に手かせ足かせをかけられてしまいました。また燃費も非常に悪く、このことに起因して、

  • 航続距離が短い(大西洋横断は可能だが、太平洋は例え東京とホノルルの間でも直行不可能である
  • 航空運賃に跳ね返る(コンコルドは100人程度の乗客数であるが、そのすべてがファーストクラスより上位の「スーパーソニッククラス」という特別クラスである)

また、「ターボジェットエンジン+アフターバーナー」による強烈な離陸時の騒音(厚木基地や岩国基地の周辺の方なら実感していただけるでしょう)
などにより、完全に商業化に失敗し、実際に就航したのも、ロンドン・パリ・ニューヨーク・バルバドス(カリブ海)・バーレーンなどに限られたのでした。

次世代超音速旅客機に求められるもの

次世代旅客機には求められるものは、逆に言えばこの「コンコルド」を反面教師にすればある程度はわかってくるでしょう。まず何よりも必要なのは、

衝撃波(ソニック・ブーム)

の問題を克服し、人が住んでいる地上を飛行できるようになることが最低条件でしょう。

その上で航続距離をより長いものにする必要があります。B777クラス(東京−ニューヨーク直行可能)とは言いませんが、就航地から考えると、シドニーとホノルルや、東京とアンカレッジやホノルルなどに直行できる能力がないとやはり航続距離不足の烙印を押さざるを得ません。また航空運賃も最低でも「現在のエコノミークラス正規運賃」程度には抑えなければならないでしょう。

かなりの難関だとはおもいますが、やはりそれらの問題を解決しない限り地球上を超音速旅客機が飛び交うのは無理かと思われます。