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一般区域と制限区域

空港では旅客のみならず、見物客なども入れる地域と、保安検査後の搭乗ゲート近辺など旅客だけが立ち入りできる地域があり、前者を「一般区域」、後者を「制限区域」と呼んでいます。前項の内容に沿って説明すると、チェックインカウンターのあるところは一般区域で、出入国手続き施設やゲート部分は制限区域です。よって、その空港を出発地あるいは到着地として利用する旅客及び国内線−国際線間で乗り継ぎをする旅客は一般区域と制限区域の両方を通っていきますし、また国内線同士あるいは国際線同士を乗り継ぎをする旅客は、基本的には制限区域内だけを利用することとなります(もっとも国内線の場合は一旦到着口から外に出て(これで一般区域に出ることになります)、そして改めて制限区域内に入ることもできます)。

さて、この項で問題とするのは前項では無視したレストランやショップなどの各種設備の充実度です。たまに新空港や新ターミナルがオープンした時に、見物に来た人々で空港内が混雑している風景がニュースになったりもしていますが、あれは全て一般区域の話です(ちなみにそれらの報道の中で免税店の話題が出にくいのはそれらは制限区域−さらに言えば出国審査通過後の保税区域にしか免税店はないからです)。しかし前項で明らかになったように、制限区域のみを使う旅客が存在します。いくら一般区域の設備が充実していても制限区域の設備が貧弱であると乗り継ぎ客は暇を持て余してしまいます。具体的に言えば成田空港の「NARITA NAKAMISE」や「NARITA5番街」は制限区域にあるので乗り継ぎ客が利用できますが、中部国際空港の「スカイタウン」や「展望風呂」は一般区域にあるため利用することができません。ちなみに、中部空港開港時のニュースで見学客が大勢いてレストランも空席待ちで、スーツケースを持ったどう考えても同空港発航空便の利用者が臨時に売り出された弁当を買い求める姿がありましたが、制限区域のレストランが充実していればそちらに誘導すればいいわけで、首をかしげる映像でした。
一方、一般区域の人は当然街中の店も使えるわけですから、考えようによっては「一般区域はどうでもよいから制限区域の店を充実させてくれ」と言う意見も出てくるでしょう。これに関しては私もあまり情報を持ち合わせていませんが、世界の空港で一番制限区域内の設備が充実しているのは、「シンガポール・チャンギ空港」であるといわれています。