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知ってて快適「空の旅」−空港について

ターミナルとゲートの形態

一般区域と制限区域

出発客と到着客の分離

ハブ空港・ゲートウェイ空港とは

ゲートウェイとしての利用例(成田空港編)

滑走路の長さについて

屋根の形と展望デッキの有無

滑走路の本数と発着枠

計器着陸装置ILS

一都市複数空港の使い分け

空港アクセスについて

  

旅客ターミナルに必要なもの

ここでは、旅客が利用する空港設備についてみていきます。なお、話を簡略化するため、旅客が使わない貨物ターミナルや航空会社オフィス等は無視し、とりあえず最低限必要なものだけに話を絞るために、レストランや商業施設等も一切無視します。

そうすると最低限必要なものは、

  • チェックインカウンター
  • 出入国手続き施設(検疫・出国審査・入国審査・税関など)
  • 手荷物受取所
  • ゲートスポットとボーディングブリッジ

が挙げられるでしょう。なお、100席以下の旅客機の場合や、スポットが不足する場合はバスによる案内となることもありますが(この場合のスポットを「オープンスポット」と呼んでいます)、これも無視します(基本的に好まれませんし)。それらを想定される乗客数に合わせて整備していくこととなります。なお、当ページでは以降前者3つを「ターミナル部分」、後者1つを「ゲート部分」と呼ぶことにします。

乗客の種類とターミナル部分の使用の有無

ところで、「ゲート部分」については全ての旅客が使いますが、「ターミナル部分」については全ての旅客が使うわけではありません。空港旅客は以下のように3つに別けられます。

  • その空港を出発地または到着地とする旅客
  • 国内線から国際線へ乗り継ぐ旅客(あるいはその逆)
  • 国内線同士または国際線同士を乗り継ぐ旅客

この中で出発地・到着地とする旅客と、国内線−国際線間を乗り継ぐ旅客(ほとんどの空港ではターミナル部分に出入国審査設備があるため。なお、アメリカでは例外がありますが、後述します)はターミナル部分を利用しますが。国内線(国際線)同士を乗り継ぐ旅客の場合はゲート部分だけの利用となります。そのため、空港の規模を考える時はターミナル部分とゲート部分を別ける必要も出るわけです。

ターミナルとゲートの形態

ターミナル直結型

需要の多くない空港の場合はターミナルの一方側をゲートとするのが普通です(反対側は車寄せとなる

ターミナル直結型の例

しかしある程度需要があると、まずゲートの数が不足してきます。そこで次に取るのは

ゲート部分を延長する

代表的なパターンとして、「関西国際空港」と「香港国際空港」を挙げたいと思います。ちなみにこのようなゲートを「フィンガー」と呼ぶことがあります。

例1

水平方向へのゲート延長例

例2

直角方向へのゲート延長例

浮島型のゲートを作る

これはターミナルとは離れたところにゲート設備を設ける形式で、「サテライト」と呼ばれることがあります。「成田空港第2ターミナル」が代表例でしょう。ちなみに成田の場合は地上を走っている交通システムですが、多くの場合は地下を走っているのが普通です(航空機の動線を分断しないようにするためです)。

サテライト式の例

アメリカの場合の特例

既に別のところで触れましたが、アメリカの場合は他国とは違い出国手続きのための設備を設ける必要はありません。チェックインカウンターなどで行ってしまいます。そこで、シアトル・タコマ国際空港やアトランタ・ハーツフィールド国際空港などのように、国際線を一つのサテライトに集めてしまい、その中に(一般的には階下に)入国手続き場を設けるという手法があります。そのような空港では、「そこを出発地・到着地とする旅客」だけがターミナル部分を利用するということになります。