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路線の運航時間の特徴

航空路線を開設する時に、出発時間や到着時間をどのように設定するのでしょうか?旅客の現地滞在時間を重視するのか?あるいは他地域から乗り継ぎできるように遅い時間に出発させるのか?考え方の違いによって同じ路線でも出発時間が異なってきます。ちなみに、航空会社にとってみれば飛行機が地上にいる間は駐機料等でお金を使わなければならないためできる限り空中に置いておきたい、つまりその機材の飛行時間が多いほど良い訳です。

まず目的地がどこであれ、「深夜着」や「未明・早朝発」はあまり適当ではありません。自家用車なら別ですが、公共交通機関が動いていないため、基本的には設定しません。例外的にミクロネシア線(グアム・サイパン線)で現地深夜着や現地早朝発の便が設定されていますが、おそらくほとんどの乗客が足の確保されたツアー客なのでしょう。

時差とフライトスケジュール

南北に飛ぶミクロネシア線やオセアニア線の場合はあまり影響が出ませんが、東西に飛ぶその他の路線の場合は大きな影響を受けます。西へ飛ぶ場合は時間がゆっくり進みますし、東へ飛ぶ場合は逆に時間が早く進みます。ちなみにニューヨーク線で例えると、飛行時間約12時間程度のため10時ごろ出発した便が日本時間では22時ごろ到着となりますが、時差のため現地時間では10時ごろとなり、12時間飛行したのにまた同じ時間に戻ってきてしまいました(概略です)。このように時差の影響もあるために話が複雑になってきます(なお、時差への対策は次項で書きたいと思います。

昼行便と夜行便

同じ路線において昼行便と夜行便の両方が設定できる便としては(実際には就航していない路線も含みます)

  • オセアニア線(往復)
  • 東南アジア線(復路)
  • ハワイ線(往路)
  • ヨーロッパ線(往路)
  • アメリカ東海岸線(復路)

などがあります。つまり、

  • 時差が少ない南北間の路線であれば飛行時間6時間以上
  • 東行き路線では飛行時間6時間から8時間程度(それ以上になると先ほどのニューヨーク線のようになります)
  • 西行き路線では飛行時間12時間程度以上

となります。夜行便で宿泊代を浮かすか、到着してからホテルでゆっくり休むかという考え方の違いでどちらを好むかは分かれると思います。余談ですが、以前は「東京朝発ホノルル前日夜着」という便が運航されていたことがあります。時差の面では昼に7時間くらいかけて飛行し、夜に到着することからすぐにチェックインできるためベストの条件なのかもしれませんが、ホテル代を浮かせることができないのか?あるいは一日を無駄になるのが敬遠されたのか?今は全て「夕方〜夜発・朝〜午前着」のダイヤで運航されています。

東アジア線の特徴

韓国・中国・香港線などが該当します。また、地理的には東南アジアに属するフィリピンも、距離的には香港などと大差なく、運航スケジュールを見る場合はこちらのカテゴリーに入れたほうがいいでしょう。この距離では往路は午前発午後早目の到着・午後発夕方着・夕方発深夜前着、復路は午前発午後早めの到着、午後発夜着というスケジュールになります。

東南アジア線の特徴

バンコク線やシンガポール線など東南アジア線の場合、往路に関しては東アジア線と同様、午前出発と午後出発の両方がります。一方復路の場合は、むしろ昼行便と夜行便というわけ方になります。具体的には往路午前発午後着・夕方発深夜前着、復路は午前発夕方着・深夜前発翌日朝着というスケジュールになります。

ハワイ・アメリカ西海岸線

飛行時間でいえば6時間から9時間くらいでしょうか?往路は昔一時期はホノルル行き昼行便もありましたが、現在は往路夜行便・復路昼行便になっています。往路は夕方から夜に出発し、朝から午前中に到着するようになっています。一方復路は、午前中に出発し、午後から夕方に到着するスケジュールになっています。

ヨーロッパ線

次項のアメリカ東海岸線と並ぶ長距離路線です。多くの場合往路で午前発で午後から夕方にかけて現地に到着するスケジュールになっており、早い時間の出発では現地で同日中に乗り継ぎできる都市が多くなります。一方復路の方は午前に出発しても午後に出発しても日本到着が午前から午後になります。唯一の例外として「エールフランス」が往路で成田22時頃出発現地4時半ごろ到着という夜行便を運航しています。本音を言えばもっと遅い時間に出発したいところですが(時間調整のために上空通過料の掛かるロシア上空を避けているために、飛行時間が2時間ほど長くなっています)、成田の運用時間(23時まで)を考えると仕方がありません。24時間空港である関西空港をなぜ使わないのか?という疑問もありますが、後背地に首都圏を抱える利点のある成田空港の魅力がよほど大きいのでしょうか?疑問に思うところです。

アメリカ東海岸線

シカゴ・ワシントン・ニューヨーク線などが該当するカテゴリーですが、12時間程度の飛行時間にもかかわらず、時差の関係上出発時間と同じくらいの時間に到着します。概ね往路は午前出発午前到着、復路は昼前出発午後到着となることが多いようです。