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機内サービスについて(エコノミークラス編)

国際線エコノミークラスにおいては、地上においては特に特別なサービスはありません(正規運賃航空券やマイレージプログラム上級会員の方の場合は特別なサービスがあることもあります)。つまり基本的には離陸後のドリンク・おつまみサービス、機内食サービス(飛行時間により一回から二回)及び免税品販売の三種類がエコノミークラスにおけるサービスということになります。

離陸後シートベルトサインが消えてしばらくすると、まずドリンク・おつまみサービスですが、ノンアルコールまたはアルコール類がおつまみと共にサービスされます。そしてそれと同時にギャレー(客室乗務員のサービスのベースとなる所)では機内食サービスの準備が行われています。そして機内食サービスとなるわけですが、エコノミークラスにおいては一つのトレーに前菜からメインそしてデザートまで(パン・前菜・アントレ−メインのこと・サラダやそうめん等・デザート)が一つのトレーにまとめられています。また、2種類から選択できるようになっている会社が多いです。上級クラスなどのように3種類以上から選択できる場合は「和食」の選択がありますが、世界の中では「日本食」は一般的とはまだいえないでしょうから、エコノミークラスでは「そば」や前菜の一部に和食が使われている程度のところが多いでしょう。免税品に関しては特記することはありません。

ところで「映画上映」を入れなかったのは主に長距離便ですが、シートテレビ(前席の背中側についている)を導入している航空会社が多くなってきています。映画だけでなくゲームなども楽しめるため、シートテレビ導入便の場合はスクリーン放映の映画上映をしないケースがでてきました。また、航空会社や機材によってはAVOD機能を搭載し、好きな所から見たり、あるいは中断したりできるようになっています。

アルコールメニューの再有料化について

実はかなり前はIATAの規定によりエコノミークラスのアルコールは有料でした。しかしIATA未加盟の会社がアルコールを無料でサービスし評判だったことからほとんどの会社でアルコールは無料となりました。しかし同時多発テロ以降航空会社の収益が悪化し、アメリカ系を中心に再びアルコールを有料に戻す会社が現れてきています。

機内食はレトルト食品?

さて、機内で食べている機内食はどのように作られているのでしょうか?表題のようにレトルト食品をただ暖めるだけなのでしょうか?航空書籍や雑誌などの機内食特集などをご覧になった方はお分かりかと思いますが、これは完全に嘘です。機内食は工場できちんと新鮮な素材から製作していますし、パンにいたってはちゃんと生地作りから行っています。ただ、一般の食事とは異なり、主に二つの特殊要素があります。

  • 作られてから食べられるまでの時間差と再加熱問題:一般のレストランでは作られるとすぐに客のもとへと運ばれますが、機内食の場合は事情が違います。遅くとも乗客の搭乗前には既に旅客機に搭載されている必要があります。それから乗客が搭乗して、さらに離陸後のドリンクサービスが終わってから機内食サービスとなるため、その時間差を考慮して作らなければなりません。またメインである「アントレ」はサービス前に再度暖めなおされます。そのため地上の段階ではそれを考慮の上で加熱調理しなければなりません。例えばステーキなどはレアや場合によってはベリーレアの段階で調理を止める必要も出てくるでしょう。その意味では煮込み料理系の方が外れが少ないという意見を持つ方もいます。
  • 機内の環境問題:機内では空調が働いてはいますが、湿度は与圧装置などの関係で極端に低く(10パーセント以下とも言われています)、また気圧も概ね地上2000メートル程度の高度の気圧になっているため、微妙に味の感じ方が地上とは違うようです。そのことも考慮に入れた機内食作りが求められます。

近距離国際線の機内食

最近(あるいは9・11以降)、飛行時間が3時間を切るような路線(日韓線や一部の日中線など)あるいはミクロネシア線などでは機内食の簡略化が顕著です。従来はホットミールのフルトレイであったものがコールドミールになってしまったり(暖める時間が必要ないので、サービス時間が短縮される)することがあります。さらにひどいケースでは関西−ソウル線や福岡−上海線の中には機内食を廃止して茶菓のみにしてしまっている便もあります。このケースがどの便に当たるのかは鉄道時刻表には書いていないため、航空会社発行の時刻表などを参照する必要があります。ちなみに私が知る範囲では日韓線の中で最も機内食が充実しているのは韓国のアシアナ航空です。一方ミクロネシア線の方は日韓線などと異なり飛行時間は3時間程度と十分にサービスできる時間がありますが、客単価が低いためか、機内食が貧弱なケースがあります。
また、これは他国の例ですが、ヨーロッパ内国際線(シェンゲン協定加盟国間路線を含む)でも、従来からあるキャリア(エールフランスなど)では機内食がありますが、格安系などの会社(ライアンエアなど)では機内食は有料(というより全てのサービスが有料)です。

国内線の機内サービス

以前は普通席でも早朝出発便や12時台出発便では軽食が出ましたし(サンドイッチ程度ですが)、その他の時間でも茶菓のサービスがありました。しかしながら現在はどのような時間でもドリンクサービスのみであり、何か食べたい人は「空弁」などを事前に買って持ち込むという形になっています。ちょうどヨーロッパの格安系(サービスは全て有料)とアメリカの格安系(ドリンクと茶菓-主にピーナッツしか出てこない「ノンフリルサービス」)の中間に日本の航空会社の国内線普通席サービスがあるといえるでしょう。もっともオーディオ用イヤホンが無料(アメリカ国内線では有料が普通です)など細かいところでの違いはあります。